読み合いが楽しい!心理戦が熱いボードゲーム5選【初心者向け】
こんにちは、Tamyです。
色々なボードゲームを遊ぶと、相手の動き方を見ながら作戦を立てるのが楽しくなってきますよね。
ちなみに僕は心理戦が大好きで、好きなマンガは『デスノート』と『ライアーゲーム』です(*^^*)
まぁもちろん、僕にはあんなに高度な心理戦はできませんが・・・・(笑)
ボードゲームに関しても、心理戦は大きな醍醐味の1つです。
しかし、行動の選択肢が多かったり、ルールが複雑なゲームは、ボードゲームに親しみが少ない方にはハードルがあるかもしれません。
今回は、誰でも気軽に遊べるゲームの中から、オススメの心理戦ゲームを紹介していきます!
※数が多いため、人狼系のゲームは割愛します。いずれ別の記事で紹介しようと思っています(^^)
ハゲタカのえじき
プレイ人数 2~6人
プレイ時間 15分
対象年齢 7歳以上
手軽さ ★★★★★
運ゲー ★★★★☆
戦略性 ★★★★☆
駆け引き ★★★★★
読み合いと運のバランスが素晴らしいゲームです。
それぞれのプレイヤーが手札から数字カードを出し、得点カードを奪い合います。
数字カードは1~15の15枚があり、1回ずつしか使えません。しょぼい得点のために大きい数字は使いたくないので、なるべく小さい数字で得点できれば理想です。
どのタイミングで強い数字カードを使うか、他のプレイヤーがどの数字カードを使うかで非常に悩みます。
ルールも非常にシンプルなので、大人の方からお子様までオススメです!
また、BGA(ボードゲームアリーナ)というサイトで遊ぶこともでき、Zoomで話しながらオンラインでプレイするのも楽しいです!
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スコットランドヤード
プレイ人数 3~6人
プレイ時間 60分程度
対象年齢 10歳以上
やりごたえ ★★★★☆
運ゲー ★☆☆☆☆
戦略性 ★★★★★
駆け引き ★★★★★
ドイツ年間ボードゲーム大賞を受賞した大作です。
僕も子どもの頃から何度遊んだかわかりません^^
ゲームでは、怪盗Xと刑事チームに分かれ、ボード上で鬼ごっこをします。
最終ターンまで逃げきれれば怪盗Xの勝ち、怪盗Xがいるマスに刑事が移動できれば刑事チームの勝ちです。
怪盗Xはボード上を移動して回りますが、数ターンに一度だけ場所が公開されます。
刑事は怪盗Xが移動した場所を推理していきます。
怪盗Xは、刑事たちに捕まるかどうかのスリルを味わうのが醍醐味です。特に、隣のマスに刑事がいるときには、ハラハラしっぱなしです(; ・`д・´)
やりごたえもあるので、休日などにじっくりやるのが良いと思います!
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SKULL -スカル-(薔薇と髑髏)
プレイ人数 3~6人
プレイ時間 15~45分
対象年齢 10歳以上
手軽さ ★★★★☆
運ゲー ★★★☆☆
戦略性 ★★★★☆
駆け引き ★★★★★
バラのディスクとドクロのディスクを使って、お互いのディスクの探り合いをするゲームです。
各プレイヤーが裏向きにディスクを積み上げたのち、宣言した枚数分のディスクを表向きにしていきます。
すべてバラの絵であれば成功、ドクロが出た場合は失敗となり、ペナルティを受けます。
自分がディスクを表にする時にはハラハラドキドキしますし、ほかのプレイヤーにドクロを引かせたときには「やってやったぜ!」という背徳感がありますw
ドクロのディスクを置くだけで相手を貶めることができるので、人狼が苦手という方にオススメのゲームです!
XENO -ゼノ-
プレイ人数 2~4人
プレイ時間 3~10分
手軽さ ★★★★★
運ゲー ★★★★☆
戦略性 ★★☆☆☆
駆け引き ★★★★★
元オリエンタルラジオの中田敦彦さんが『ラブレター』というボードゲームを基にして考え出したゲームです。
数字とイラストが描かれたカードを使って戦います。
それぞれのカードには効果があるので、それらを駆使して勝利を目指しましょう!
手札は1枚のみで、山札から引いたカードを含めた2枚のうち、使うカードと手札に残すを決めていきます。
最終的に一番大きな数字を手札に残していたプレイヤーが勝ちです。
しかし、相手の手札の数字を当てると脱落させるカードもあるため、大きい数字を持っていることはバレたくありません。
時には、強いカードでも使ってしまうことが必要になります。
自分の手札がバレないように立ち回る、相手の手札の数字を特定する、いかに大きい数字を残してゲーム終了を迎えるかを考えるなど、様々な駆け引きが交差するゲームです。
カードのイラストもカッコよく、厨二心をくすぐられますね (*´ω`*)
元ネタの『ラブレター』もほぼ同様のルールですが、『XENO』よりもカードの効果の種類が少なめで、シンプルになっています。
その分、初心者の方でもプレイしやすい反面、『ラブレター』はカードの効果での即死が多いなど、やや運要素が強いゲームになっています。
初めはカードの効果を覚えるのが大変なので、お子様と一緒に遊びたい場合は『ラブレター』の方が良いかもしれませんね(^^;)
中田敦彦がyoutubeにプレイ動画をあげているので、ぜひそちらも見てみてください!
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ガイスター
プレイ人数 2人
プレイ時間 10~20分
対象年齢 8歳以上
手軽さ ★★★★★
運ゲー ★☆☆☆☆
戦略性 ★★★★★
駆け引き ★★★★★
2人用で有名なボードゲームです。
良いオバケと悪いオバケのコマを4つずつ使い、将棋のようにして順番にコマを動かします。
相手の良いオバケをすべて取るか、自分の悪いオバケをすべて相手に取らせれば勝利です。
良いオバケと悪いオバケは自分にしかわからないようになっています。相手の動き方から推測したり、こちらからブラフを仕掛けていくのが楽しいゲームです(^^♪
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どれも面白いゲームばかりなので、気になる方は是非遊んでみてください!
『ワードスナイパー・イマジン』のルールとレビュー【想像力をはたらかせて、いち早く回答しよう!】
ブログを移転して、新しく立ち上げました。
本ページよりもわかりやすく説明していますので、ぜひご覧ください。
こんにちは、Tamyです。
最近は、誰でも簡単に遊べるボードゲームが増えてきて、様々なジャンルが開拓されてきていますね。
そんな中でも、スピード系のゲームは、誰とやっても盛り上がるカードゲームの1つだと思います。
今日は、オススメのスピード系ゲームを1つ紹介したいと思います!
ワードスナイパーってどんなゲーム?
ひらがな1文字の面と、お題が書いてある面があるカードを使います。
お題に合わせて、カードに書かれたひらがなから始まる言葉を誰よりも速く叫べば得点が入ります。
ルールがとってもシンプルですが、めちゃめちゃ盛り上がります!(笑)
一番乗りで言えたときにはスッキリしますし、友達の回答に『そんなのアリ!?』となるのも楽しいです。
子どもから大人までプレイできるオススメのゲームです!
こんな人にオススメ
- ルールが簡単で誰でも楽しめるゲームがしたい
- 短時間で楽しめるゲームがほしい
- 飲み会で遊ぶネタがほしい
内容物
- 説明書
- カード50枚
遊び方1
1.「お題」の面を上にして、山札にします。
2.1番上のカードをめくり、裏返しにして山札のとなりに置きます。このとき、全員が同時に見えるようにします。
3.山札の1番上に書かれたものがお題です。カードに書かれた文字から始まる言葉を答えます。写真の場合、「『か』から始まる『片手で持てるもの』」を答えます。
4.1番速く答えた人が得点としてカードを受け取ります。
5.カードがなくなったら終了します。1番得点が高い人が勝利です。
注意点
特殊なカード
2文字が書かれたカード
最初がそれらの2文字から始まる言葉を言います。得点は5点分になっています。
複数の文字が書かれている
どれか1つから始まる言葉を言います。
考えても答えが出ないとき
山札を1枚めくり、お題を変更します。文字が書かれたカードが2枚ある状態になりますが、どちらの文字で解答しても構いません。使った文字のカードを得点として受け取ります。
片方の文字がなくなったら、もう片方の文字のカードを取り合います。
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正解かどうかの判定
例えば、「『き』から始まる『無人島で役に立つもの』」の回答として「希望」と言ったとします。
確かに必要な気もしますし、役に立つかと言えば微妙…という人もいると思います。
このような場合には、以下のようにして決めると良いです。
- 多数決
- 広辞苑に載っていればOK
- 1人でも納得したらOK
いずれにせよ、ゲームを始める前に基準を決めておきましょう^^
このように、人によって様々な価値観が見えるのも『ワードスナイパー』の面白いところです!
遊び方2『リバース』
「場に出ているいずれかのお題の言葉」を答えるゲームです。
1.すべてのカードをシャッフルした後、「文字」を表に向けて束にして山札にします。最初に5枚、山札からカードをめくって「お題」を表に向けて並べます。
2.山札の一番上のカードをめくり、裏返して山札の隣に置きます。6枚のお題カードが並び、山札の一番上のカードが最初の「文字」になります。
3.めくって表示された「お題」も含めたいずれかの「お題」について、山札の一番上の「文字」から始まる言葉を考えて、思いついたら宣言します。
4.最初に思いついた人が、回答した「お題」カードと、山札の一番上のカードを表裏、そのままの向きで獲得します。
2つ以上のお題に当てはまる言葉を言った場合は、該当する「お題」カードをすべて獲得することができます。例えば写真の場合、『海苔』と答えると、『ごはんにのせるもの』『水に浮くもの』の2つを満たすので、両方の「お題」を受け取ることができます。
「お題」カードは1枚につき2点、「文字」カードは書かれた数字が得点になります。
5.誰も発表できないようであれば「お題」カードは残したままにします。(次回以降、「お題」が増えます)
6.「お題」が6枚になるように山札をめくり、6枚になった瞬間に次が始まります。
7.山札がなくなって「お題」が6枚以上おけなくなったらゲーム終了です。
遊び方3『マルチターゲット』
「お題」の言葉を「場に出ている文字だけを使って」答えるゲームです。
1.すべてのカードをシャッフルしたのち、「お題」を表に向けて山札にします。最初に5枚、山札からカードをめくって「文字」を表に向けて並べます。
2.山札の一番上のカードをめくり、裏返して山札の隣に置きます。6枚の「文字」が並ぶことになります。
3.山札の一番上の「お題」に合う言葉を、公開されている「文字」だけで作って発表します。
4.最初に発表した人が、回答に使った「文字」をすべて、そのままの向きで獲得します。誰も発表できない場合、カードはその場に残したままにします。
5.2文字以上の言葉を使った場合は置かれている「文字」が5枚になるまで山札からめくって「文字」を追加します。
6.山札がなくなって新たな「お題」が出せなくなったらゲーム終了です。
ワードスナイパーの感想、評価
パーティにもってこいのスピード系ゲーム!
『ワードスナイパー』は、スピードも大事ですが、想像力をはたらかせるのが面白いゲームです。
『ワードスナイパー』はいくつかのシリーズが出ていますが、『ワードスナイパー・イマジン』は少しざっくりとしたお題が多いようです。
「キラキラしたもの」「夜に使うもの」「10分でできること」など、想像力がかき立てられるお題がたくさんあります。自分とはまったく異なる視点からの回答も出てきて、そういった感覚のズレが楽しいゲームでもあります^^
無印の『ワードスナイパー』は、「飲み物」「楽器」「動物園の生き物」など、具体的なお題が多いので、小さなお子さんでも遊びやすいと思います。
また、スピード系のゲームは得意・不得意がわかれますが、トランプの『スピード』やしりとり系のゲーム(『ワードバスケット』など)と比べて、決まった1人が勝ちまくることが少ないです。
というのも、「文字」カードの大半は1点分ですが、中には「5点」のカードがあるからです。
あまり枚数が取れなくても、たまたま5点のカードをたくさん獲得して勝ってしまうことがあります(笑)
かなり運要素があるので、ゲーム性を楽しむというよりは、飲み会やパーティで盛り上がりたいときや、他のボドゲをやったあとの箸休めに遊ぶのに活躍します!
また、小さなお子さんと遊ぶにもとても良いゲームだと思います。手加減したい場合は、5点のカードを譲るようにすれば自然に負けますしね(笑)
プレイ人数が6~99歳となっている通り、老若男女を問わず、誰でも気軽に楽しめるのがウリのゲームです!
プレイ人数 2~6人
プレイ時間 10~20分
対象年齢 6~99歳以上
手軽さ ★★★★★
持ち運びのしやすさ★★★★★
運ゲー ★★★★☆
瞬発力ゲー ★★★★★
戦略性 ★☆☆☆☆
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『XENO -ゼノ-』のルールとレビュー【中田敦彦の力作!】
ブログを移転して新しく立ち上げました。
本ページよりもわかりやすく説明していますので、ぜひそちらをご覧ください。
こんにちは、Tamyです。
日本では、ボードゲームは比較的マイナーなイメージでしたが、最近は徐々に人気も出てきましたね!
様々なゲームが登場して、嬉しい限りです。(とはいえ、コロナでなかなか遊べませんが…)
以前に紹介した『カタカナーシ』(https://tamy9507.hatenablog.com/entry/katakanasi-boardgame)など、テレビでも取り扱われる機会も出てきていますし、いずれは、メジャーな遊びの一つになっていくのではないでしょうか?
また、元オリエンタルラジオの中田敦彦さんも、Youtubeで自作のボードゲームのプレイ動画をあげています。これからもどんどん盛り上げてくれると嬉しいですね^^
今日は、中田敦彦さんが製作した『XENO -ゼノ-』を紹介していきたいと思います。
XENOってどんなゲーム?
知る人ぞ知る『ラブレター』というボードゲームがアレンジされたゲームです。
数字とイラストが描かれたカードを使い、それぞれのカードには効果があります。
XENOはカードのイラストもカッコよく、持っているだけでワクワクしてきますね^^
1人につき1枚を手札にし、自分の手番が回ってきたら山札から1枚を引きます。2枚のうちのどちらかを使い、もう1枚は手札に残ります。
山札がなくなったときに、手札のカードの強さが大きいプレイヤーが勝利となります。
また、カードの効果で他のプレイヤーを脱落させることもできます。それによって、最後の1人まで生き残った場合も勝利となります。
基本的には、数字が大きいカードを手に入れたプレイヤーが有利です。
しかし、大きい数字ばかりを残そうとすると、「このタイミングでこの効果を使うのは不自然じゃないかな?もしかすると、もう片方のカードを消費したくないのかも。」という具合に、自分の手札の数字が大きいことがバレてしまいます。
「他のプレイヤーの手札のカードを当てることで相手を脱落させる」といった効果のカードも存在しており、大きい数字のカードを最後まで手札に残しておくことは簡単ではありません。
自分の手札がバレないこと、相手の手札の数字を特定すること、大きい数字を残してゲーム終了を迎えることなど、様々な駆け引きが交差するゲームです。
『ラブレター』も同様のルールですが、『XENO』よりもカードの効果の種類が少なめで、シンプルになっています。その分、初心者の方でもプレイしやすい反面、『ラブレター』はカードの効果での即死が多いなど、やや運要素が強いゲームになっています。
逆に『XENO』は、カードの効果を覚えるのが少し大変ですが、それらを使って駆け引きをするのが楽しいゲームです。
カードの効果はやっているうちに覚えるので、まずはYoutubeのプレイ動画を見たりして、雰囲気を味わってみてください。
特に、トランプの『大富豪』が好きな方は、間違いなく気に入ると思います!
こんな人にオススメ
- 戦略性、運、駆け引きのバランスが取れたゲームがしたい
- 見栄えがカッコいいゲームがしたい
- ボードゲームに少し慣れてきたから、少し凝ったゲームがやりたい
内容物
- ゲームカード18枚(強さが1~8のカードが2枚ずつ、9,10のカードが1枚ずつ)
- ルールカード4枚(公式HPのQRコード付き。HPで効果の詳細が見れる。)
XENOのルール
ゲームの準備
- ゲームカード18枚をよく混ぜ、机に伏せて山札とします。
- 各プレイヤーは山札からカードを1枚引き、手札とします。
- 全員が引き終わった後、山札からカードを1枚伏せたまま取り、山札の下もしくは隣に横向きに置きます。これを『転生札』と呼びます。
(英雄が皇帝以外の効果で捨てさせられた時、英雄を持っていたプレイヤーはこの札でゲームに復帰できます。) - 最初に手番を行うプレイヤーを決めます。
- 最初のプレイヤーが決まったら時計回りに進めていきます。
※手札は他のプレイヤーから見えないように注意します。
ゲームの進行
手番プレイヤーは、山札の1番上のカードを1枚引き、手札に加えます。
2枚になった手札から1枚選び、その1枚を場に出して公開します。
全てのカードには「効果」があり、プレイヤーはその指示に従います。(効果は必ず発動しなければなりません。)
公開したカードは捨て札となり、自分の前に表向きで並べていきます。
カードの効果を発動し終えたら手番終了です。
次は時計回りに、左隣のプレイヤーが手番を行います。
ゲームの終了
次のいずれかが満たされた時、ゲームは終了します。
1.山札がなくなったとき
プレイヤーの手番の終了時に山札にカードが残っていない場合、ゲームは終了します。
カードの強さ(数字)がもっとも大きいプレイヤーが勝者となります。
もっとも強いカードを持つプレイヤーが2人いる場合は、引き分けとなります。
2.1人を残して全員が脱落したとき
1人を除く全てのプレイヤーが脱落した時、その時点でゲームは終了します。
最後まで生き残ったプレイヤーが勝利となります。
3.全員が脱落したとき
『貴族』(強さ6)の効果で対決した相手と手札の数字が同じだった場合は相打ちとなり、どちらも脱落します。その時、他にプレイヤーが残っていない場合は引き分けとなります。
カードの効果
少年(革命) 強さ:1
1枚目の使用時には、何も起こらない。既にこのカードが使われた状態で2枚目が使用された場合、他プレイヤー1人を指名する。そのプレイヤーは新たに山札から1枚カードを引き、2枚の手札を公開する。使用したプレイヤーはそのうち1枚を選択し、捨て札にする。
この効果は皇帝(強さ9)の『公開処刑』と同じだが、このカードの効果で英雄(強さ10)を脱落させることはできず、『転生』の処理を行う。
山札が0枚の時に2枚目の少年が使用された場合は、山札からカードを引けないため、効果を発動せずにゲームを終了する。
※つまり、強いカードを持ってそうなプレイヤーを指名して、手札の2枚のうちから好きな方を捨てさせることができます。
兵士(捜査) 強さ:2
プレイヤー1人を指名する。そのプレイヤーが持っているカードを予想し、宣言する。宣言が正解だった場合、そのプレイヤーは脱落する。ただし、英雄(強さ10)を当てた場合は、当てられたプレイヤーは敗北せず、『転生』の処理を行う。
※宣言が不正解だった場合、指名されたプレイヤーは不正解だったことを伝えます。自分のカードが何かを公開する必要はありません。
占師(透視) 強さ:3
プレイヤー1人を指名する。そのプレイヤーの手札を見ることができる。
乙女(守護) 強さ:4
このカードを使用した時、次の自分の手番になるまで他プレイヤーのカードの使用による効果を受けない。他プレイヤーは乙女を出したプレイヤーを使用したカードの効果の対象とすることはできるが、効果そのものは発動しなくなる。
※例えば、貴族(強さ6)のカードを消費したいけど、もう1枚の数字が小さくて対決したくない場合、乙女を出しているプレイヤーを指名し、『守護』の効果によって無効にさせることができます。
死神(疫病) 強さ:5
プレイヤー1人を指名する。そのプレイヤーは新たに山札から1枚カードを引き、元の手札とシャッフルし、使用したプレイヤーが裏向きの状態でどちらを残してどちらを捨て札にするか決める。
山札が0枚の時にこのカードが使用された場合は、山札からカードを引けないため、効果を発動せずゲームを終了する。
※少年(強さ1)の2枚目や皇帝(強さ5)の劣化です。捨てさせるカードはランダムで、手札に残った1枚を知ることもできません。
貴族(対決) 強さ:6
プレイヤー1人を指名する。そのプレイヤーと自分の手札を確認し合った後、強さが相手より高くないプレイヤーは脱落する(2人とも同じ強さだった場合はどちらも脱落する)。
※効果を発動したくない場合は、乙女(強さ4)を出しているプレイヤーを指名しましょう。
賢者(選択) 強さ:7
このカードを使用したプレイヤーは、次の自分の手番で山札からカードを引く際、3枚引いてその中から好きな1枚を選ぶ。選ばれなかった2枚は山札に戻り、選んだプレイヤーの前のプレイヤーが山札をシャッフルする。山札の残りが2枚以下の場合は、あるだけ引いた上で好きな1枚を選び残りは山札に戻る。
※このカードのメリットは、単に強いカードを引けるだけではありません。山札に残っているカードがわかれば、相手の手札も特定しやすくなるため、駆け引きを有利に進めることができます。
精霊(交換) 強さ:8
プレイヤー1人を指名する。そのプレイヤーと自分の手札を交換する。
※終盤で英雄(強さ10)や皇帝(強さ9)を奪うことができれば強力です。ただし、相手に交換後のこちらの手札がわかってしまうため、兵士(強さ2)を相手にあげてしまうと確実に脱落させられてしまいます。
皇帝(公開処刑) 強さ:9
プレイヤー1人を指名する。そのプレイヤーは新たに山札から1枚カードを引き、2枚の手札を公開する。使用したプレイヤーはそのうち1枚を選択し、捨て札にする。
また、英雄(強さ10)を公開処刑した場合、英雄が元の手札だったか山札から引いた札であったかに関係なく、転生できずに脱落となる。
山札が0枚の時にこのカードが使用された場合は、山札からカードを引けないため、効果を発動せずゲームを終了する。
※つまり、強いカードを持ってそうなプレイヤーを指名して、手札の2枚のうちから好きな方を捨てさせることができます。英雄(強さ10)を脱落させられる分、少年よりも強力です。
英雄(潜伏・転生) 強さ:10
このカードは使用することはできない。
兵士(強さ2)で手札を当てられた場合や、少年(強さ1)や死神(強さ5)の効果で捨てさせられた場合、即座に全ての手札を捨てて『転生札』を手札に加える(兵士による脱落は発生しない)。皇帝(強さ9)の効果で捨て札になった場合は、転生を行わず脱落する。
※山札がなくなったときに手札にしていれば確実に勝ちになるカードです。反面、使用することができないため、もう1枚のカードを必ず使用しなければなりません。このカードを手にした際には、選択肢が少ない分、運ゲー寄りの展開になります。うまく演技して隠し通しましょう。
XENOの感想、評価
「運と実力の絶妙なバランス!」
カード同士の組み合わせで、かなり多くの戦術が広がります。
特に終盤になると、捨て札を見れば使われていないカードがわかります。相手の手札がどのカードなのかによって取るべき選択肢が異なるため、非常に頭を使います。
例えば、相手の手札が強い場合は精霊(強さ8)で交換を仕掛けたいですし、英雄(強さ10)を持っていそうなプレイヤーがいるならば、カードの効果で捨てさせないといけません。
また、他のプレイヤーのカードの使い方を見ているうちに、その人の性格がわかってきて面白いです。僕の知り合いには、手札を読まれないようにするために、意味不明な動きをする人もいます(笑)
その一方、たまたま兵士(強さ2)で手札を当てられて即死したり、数字が小さいときに貴族(強さ6)で対決を迫られて脱落したりと、運の要素もあります。特に貴族(強さ6)と英雄(強さ10)の2枚が手札になった場合は、確実に対決で相手プレイヤーを脱落させることができます。ただし、貴族を使うと、自分の手札の強さが大きいことがバレてしまうので、必ずしも良いとは限りません。
そして、どのボードゲームにも言えることですが、人数が多いにつれて運ゲー要素は強くなります。(自分が行動を決められる機会が少ないため。)
より駆け引きを楽しみたいなら、2、3人のプレイがオススメです。
ルールが少し複雑なので、プレイの雰囲気を知りたい方は、中田敦彦さんの動画を見ると良いと思います。(特にメンタリストのDAIGOさんとの戦いは熱いですw)
駆け引きが好きな方は、ぜひプレイしてみてください!
プレイ人数 2~4人
プレイ時間 3~10分
手軽さ ★★★☆☆
持ち運びのしやすさ ★★★★★
推理力 ★★★★☆
駆け引き ★★★★☆
運ゲー ★★★☆☆
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『ウミガメのスープ2』のルールとレビュー【たくさん質問して真相に辿り着こう!】
こんにちは、Tamyです。
つい最近、会社の同期たちとの付き合いで、日帰り旅行に行ってきました。
正直、あまり親しいメンバーでもなかったので、積極的に行きたいというわけでもなかったのですが・・・・。
ボードゲームのおかげで、なんだかんだで楽しむことができました(笑)
会社の付き合いに限らず、長時間の移動って、会話が途切れて気まずくなることがありますよね・・・・。そんな時に間を埋めてくれる遊びがあれば、上手に旅行を楽しめると思います。
そんなわけで、今日は、車内や新幹線など、スペースが限られた場所でも楽しめるゲームを紹介します!
「ボードゲームって家の中でやるものじゃないの?」と思われる方も多いですが、近年は様々なバリエーションが増えてきています。ぜひ、自分に合ったものを探してみましょう!
ウミガメのスープってどんなゲーム?
正式名称は『水平思考パズル』といいます。
もともとはボードゲームではなく、クイズとして遊ばれているゲームです。
数年前にかなり流行ったので、きいたことがことがある方も多いのではないでしょうか?
たまにユーチューバーも動画のネタにしていたりしますよね。
ルールはシンプルです。
親がクイズを出します。一見すると意味不明で、聞いただけでは正解に辿り着けないようなものです。
プレイヤーは、親に質問をすることで、正解のヒントを探していきます。ただし、親は「はい」「いいえ」「わかりません(関係ありません)」しか答えることができません。
例
問題:「ある冬の日、石・人参・バケツ・木の枝・スカーフが庭に落ちていた。なぜだろう。」
(ネタバレを防ぐため、今回、紹介するボードゲームに収録されている問題ではありません。)
ダメな質問
なぜ庭で起こったのですか?
何時ごろですか?
バケツはどのくらいの大きさですか?
良い質問
庭以外の場所でも同じことは起こりますか?⇒ はい
家の中でも起こりますか? ⇒ いいえ
それは夜に起こりましたか? ⇒ 関係ありません
季節は重要ですか? ⇒ はい
スカーフの色は赤色ですか? ⇒「関係ありません」
答えも載せておくので、皆さんも考えてみてください^^
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答え:『子どもたちが作った雪だるまが溶けたから。』
(「雪だるま」というポイントが合っていれば正解です。)
こんな感じの問題をみんなで解いていくわけですね。
ちなみに上の問題は、ヒントなしで解いてしまう強者もいるようです(^^;)
こんなに人にオススメ
- みんなでワイワイ謎解きがしたい。
- 旅行などの長距離の移動で遊べるものが欲しい。
- 大人数のレクで遊べるネタが欲しい。
内容物
- 問題カード84枚
- 説明書
ウミガメのスープ2のルール
- 親を決めたのち、親は問題カードを選び、解答を確認します。
- 親は問題を読み上げます。
- 他のプレイヤーは「はい」「いいえ」で答えられる質問をし、親はそれに答えます。(質問はいくつでもすることができます。)
- 解答者の誰かが真相を当てることができたらゲーム終了です。
※カードの表面に目標時間が書かれているので、慣れてきたら時間内のクリアを目指しましょう!
ウミガメのスープ2の感想、評価
『は?どゆこと?』
『あぁ~!そういうことか!』
意味不明だったものが、ただ一つの答えに収束する爽快感はたまらないものがあります。
僕は『ウミガメのスープ2』しか買っていませんが、1作目の『ウミガメのスープ』には易しい問題も含まれているようです。
対象年齢も『ウミガメのスープ』が10歳以上なのに対し、『ウミガメのスープ2』は12歳以上なので、1作目よりも2作目の方が大人向けになっています。
大人や謎解きに慣れている方の場合は、僕のように2作目から買うのも良いと思います。
ちなみに、ググれば良い問題がたくさん出てくるので、まずはスマホなどを使って問題の出し合いをするのも良いと思います。
人気なゲームだけあって、謎解きがあまり得意ではないという人も楽しめるようになっています。
慣れてきたら、オリジナルの問題を考えてみるのも楽しいかもしれませんね^^
ぜひみんなで遊んでみてください!
プレイ人数 2人以上(基本的に上限なし)
プレイ時間 10~15分
対象年齢 12歳以上
手軽さ ★★★★★
持ち運びのしやすさ ★★★★★
爽快感 ★★★★★
協力プレイ ★★★★☆
大人向け ★★★★☆
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『ジャスト・ワン』のルールとレビュー【みんなで協力!被らないようにヒントを出そう!】
ブログを移転して、新しく立ち上げました。
本ページよりもわかりやすく説明していますので、そちらをご覧いただけると幸いです。
こんにちは、Tamyです。
『お題当て』といえば、パーティゲームの鉄板の1つですよね。
『伝言ゲーム』を初めとして、以前に紹介した『カタカナーシ』、人狼の要素を加えた『インサイダーゲーム』など、様々なものがあります。
(【外国語を使わずにお題を説明しよう!】『カタカナーシ』のルールとレビュー - 生活を彩る『遊び大全』)
『お題当て』は協力ゲームが多い印象ですが、今日はその中でも、お互いのことを知っているほど得点が伸びやすくなるゲームを紹介したいと思います。
大人数でやると特に盛り上がりますが、ゲーム性も非常に高く、ボードゲームに慣れている方にもオススメしたい1作です!
ジャスト・ワンってどんなゲーム?
回答者を1人決め、その他のプレイヤーはお題となる単語を確認します。各プレイヤーは、回答者にお題を伝えるために1単語ずつヒントを出しますが、他のプレイヤーと同じヒントを書くと無効になってしまいます。
誰もが思いつくようなヒントでは他の人と被ってしまいますし、あまりに遠まわしなヒントではお題が伝わりません。そんなジレンマが、絶妙なゲームバランスを成り立たせてくれます。
1ゲームにつき、お題は最大で13個です。より多くのお題を正答できるように、みんなで空気を読み合ってヒントを出しましょう。
近年、某ウイルスの影響でなかなか集まることが難しいですが、工夫すればビデオ通話でプレイすることも可能なので、ぜひプレイしてみてください。
2019年に『ドイツ年間ボードゲーム大賞』に選ばれている作品なので、ボードゲーム好きの方も気に入ること間違いなしです!
こんな人にオススメ
- 大人数でワイワイやりたい
- 手頃に遊べるゲームが欲しい
- zoomなどのビデオ通話で遊べるゲームが欲しい
内容物
- お題カード110枚
- イーゼル7本
- フェルトペン7本(イレイサー付き)
- 説明書
ジャスト・ワンのルール
ゲームの準備
1.カードをシャッフルし、裏向きのまま13枚のカードを選んで山にします。(他のカードは使わないため、箱にしまいましょう。)
2.イーゼルとフェルトペンを1人1つずつ受け取ります。
3.ジャンケンなどで最初の回答者を決めます。
ゲームの進行
1.お題を決める
回答者は、カードの表を見ないようにして、山札の1番上のカードを自分のイーゼルに立てかけ、他のプレイヤーに見えるようにします。
回答者は、1~5までの数字を選んで宣言します。カードに書かれたお題のうち、宣言された番号がゲームのお題になります。
例えば、回答者が「4」と宣言した場合、写真の『磁石』がお題になります。
2.ヒントを書く
回答者以外のプレーヤーは、自分のイーゼルにヒントとなる単語を1つだけ書きます(記号や絵を書いてはダメです)。
このとき、各プレイヤーは話し合ったり、自分のヒントを他のプレイヤーに見せることはできません。
3.被ったヒントは無効になる
回答者以外のプレイヤーは、お互いのヒントを一斉に見せ合います。このとき、回答者はまだヒントを見ないようにします。
プレイヤーはお互いのヒントを比べ、2つ以上出たヒントは無効となります。その場合、イーゼルをひっくり返し、回答者に見えないようにします。
写真の場合、「鉄」というヒントは被っているので、無効となります。
4.回答者はお題を当てる
回答者は、無効にならなかったヒントをもとにお題を答えます。回答のチャンスは1回しかありません。お題がわからない場合は、『スキップ』を宣言することもできます。
5.回答を判定する
〇正解した場合
お題カードを山札の脇に置いて『成功の山』として積んでいきます。
〇不正解だった場合
お題カードは得点にならず、箱にしまいます。また、ペナルティとして、山札のカードも1枚とって箱にしまいます。(不正解するたびに、挑戦できるお題が減っていきます。)
最後のラウンドの場合は山札がないため、『成功の山』から1枚とって箱にしまいます。
〇スキップした場合
お題カードは得点にならず、箱にしまいます。不正解のときと違って、ペナルティはありません。
6.ラウンドの終了
1~5の手順で1ラウンドとなります。1ラウンドごとに回答者は左隣の人に交替していき、山札がなくなるまでこの手順を繰り返していきます。
7.ゲーム終了
山札がなくなったらゲーム終了です。最終的な『成功の山』のカード枚数がスコアとなります。ちなみに、メーカーはスコアごとに以下のように評価をつけています。
13点:まさかのパーフェクト!もう1回できますか?
12点:すごい!友達も大いに感心しますね!
11点:これは侮れませんね!拍手喝采ものです!
9-10点:わお。なかなか大したものですね!
7-8点:平均というところですね。次はもう少し頑張れますか?
4-6点:初めてにしては上出来ですかね。また挑戦しましょう!
0-3点:まだまだです。何度もプレイして腕をあげましょう。
個人的な感覚では、友達や家族であれば9点くらい、お互いのことをあまり知らない仲であれば7点くらいを取ることができれば、なかなかだと思います。
無効となるヒント
以下のように、直接的にお題を伝えるようなヒントは出すことができません。間違えて書いてしまった場合は、無効になります。
表記違いや同音異義語
『鮭』のヒントとして「シャケ」や「酒」と書く など
外国語や方言にしたもの
『りんご』のヒントとして「アップル」と書く など
お題を含む単語
『学校』のヒントとして「小学校」と書く
『じゃがいも』のヒントとして「ポテトチップス」と書く など
(「チップス」と書くことはできます。「〇〇〇チップス」はダメです。)
同系の単語
『王女』のヒントとして「王子」と書く など
お題を独自の言葉で表したり、別の漢字を当てはめたもの
『トマト』のヒントとして「トメト」と書く
『新幹線』のヒントとして「親幹線」と書く など
固有名詞はOK
『アイドル』のヒントとして実在する人物の名前を書いたり、『海賊』のヒントとして「ワンピース」と書くのはOKです。
同じとみなされるヒント
表現が違っても、同じものを指す言葉はすべて同じヒントとみなし、無効になります。
具体的には以下のような場合です。
表記違いの単語
「ねずみ」「ネズミ」「鼠」 など
接尾語、接頭語がついたもの
「花」「お花」、「姉」「ねえちゃん」「お姉さま」 など
同じ言葉の複数形、性別違い、書き間違いなど
「消防士」「消防隊」、「看護婦」「看護士」、「王子」「王女」、「哲学」「鉄学」 など
お題が難しすぎる場合
お題によっては、プレイヤーが知らなかったり、ヒントを出すのが難しすぎる場合が稀にあります。(僕の身内は『クトゥルー』で詰みましたw)
その場合、お題が決まった時点で申告して、回答者は別の数字を宣言してお題を決めなおします。
3人プレイの場合
各プレイヤーはイーゼルを2本ずつ受け取り、1人につき2つのヒントを書きます。(最大で4つのヒントを出せることになります。)
ジャスト・ワンの感想、評価
お題当てゲームの決定版!
『ジャスト・ワン』は、他の人のヒントを推測したり、自分しか出せないようなヒントを考える楽しさがあります。お互いのことを知っているほど得点しやすいゲームです。
紙一重の判断でヒントが無効になるのをまのがれたり、自分のヒントが回答者に伝わった時はとても嬉しいです。
一方、ヒントの出し方で、その人の好きなものや性格がわかるという楽しさがあるので、初めて遊ぶ人たちとのアイスブレイクにも最適です。僕自身、ボドゲカフェで知らない人と遊んだことがありますが、「このヒント、通じるんだ!」という場面があったりして、とっても盛り上がりました。
今では定価(3,080円)で入手可能ですが、一時期はプレミアがついて8,000円を超えていた時期もあり、面白さは折り紙つきです。
ただし、ポケットサイズではないので、旅行などに持っていくには少し大きいかもしれません。手提げカバンやリュックには無理なく入るサイズので、友達の家に持っていくくらいなら苦労しないと思います。
また、人数が多いほどたくさんヒントを出せますが、少人数の場合も、ヒントが被るリスクが少ないというメリットがあるので、ゲームバランスの上ではどの人数でも楽しめます。ただし、ヒントが被ったときには、「あぁ!やっぱりやめとけばよかった!」「マジか!これ、被るのか!」といったように、むしろ場が盛り上がるので、人数が多い方が一段と楽しくなります。
誰にでもオススメできる作品なので、友達や家族で集まる機会がある方は、ぜひプレイしてもらえると嬉しいです!
プレイ人数 3~7人
プレイ時間 20分
対象年齢 8歳以上
手軽さ ★★★★★
協力ゲー ★★★★★
ゲームバランス ★★★★★
持ち運びのしやすさ ★★★☆☆
運ゲー ★☆☆☆☆
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『ナンジャモンジャ』のルールとレビュー【キャラクターにオリジナルの名前を付けよう!】
ブログを移転して、新しく立ち上げました。
本ページよりもわかりやすく説明していますので、そちらをご覧いただけると幸いです。
こんにちは、Tamyです。
『ボードゲーム』『カードゲーム』というと、頭を使うイメージを持っている方もいると思います。実際、自分が考えた戦略がハマって成功するとうれしいですし、僕はそういったゲームも大好物です。
しかし、中には脳死でワイワイ楽しめるものもたくさんあります。
今回は、戦略性が一切ない、小さなお子様からお年寄りまで誰でも楽しめるパーティゲームを紹介したいと思います。
ナンジャモンジャってどんなゲーム?
様々なイラストが描かれた、12種類のカードに名前を付けていくゲームです。
プレイヤーが順番に山札をめくっていき、まだ名前をつけていないカードであれば名前をつけます。既に名前をつけたカードであれば、その名前を叫びます。誰よりも早く名前を言った人が得点を得ていき、最終的に得点が一番多い人が勝ちです。
誰でも簡単に遊べる、記憶力と反射神経を競うゲームです。
※ここでは『ナンジャモンジャ シロ』を紹介しますが、『ナンジャモンジャ ミドリ』も同様のルールです。(カードのイラストが異なります。)
こんなに人にオススメ
- 深く考え込まずにみんなでワイワイしたい
- 子どもと一緒に遊べるものが欲しい
- 飲み会で盛り上がるゲームが欲しい
内容物
- 説明書
- ナンジャモンジャカード60枚(5枚×12種類)
ナンジャモンジャのルール
1.カードを裏向きにしてよく混ぜ、山札としてテーブルの中央に置きます。
2.プレイヤーの1人が山札からカードを1枚めくり、表向きに中央に置きます。
3.カードをめくったプレイヤーは、そのナンジャモンジャに名前を付けて全員に伝えます。どんな名前でも構いません。見た目で『ナス子』,『太ったかも…』などと名付けてもよいですし、『山田さん』,『ジュディ』などもOKです。
4.ナンジャモンジャに名前を付けたら、次の人の番になります。また山札からカードを1枚めくり、前の人が置いたカードの上に重ねて名前を付けます。この流れを繰り返していきます。
繰り返す中で、めくられたのがまだ見たことがないナンジャモンジャであれば、めくった人が名前を付けます。めくったのが既に名前を付けられたナンジャモンジャであれば、その名前をさけびます。結果、1番早く名前をさけんだ人が、それまでに重ねられてきたカードを全て受け取り、得点とします。
※後述の『追加ルール①』を適応する場合は、得点として受け取ったカードは表向きで重ねていきます。
山札がなくなったらゲーム終了です。集めたナンジャモンジャカードが1番多い人が勝利となります。
注意点
- 全員に不公平がないように、カードをめくるときには、全員が同時に見えるようにしましょう。
- 誰も名前を思い出せない場合には、めくったプレイヤーが新しく名前を付けます。
- 1番にさけんだのが2人以上で同時だったときは、だれも得点を受け取らず、めくった後の山に加えます。(ジャンケンで決めてもよいと思います。)
- ノリが良いメンバーでの飲み会では、下ネタなどで名前を付けるのも盛り上がって楽しいです。ただし、不快に感じる人がいないかをしっかり考えましょう。
追加ルール
①『ナンジャモンジャ!』
山札からめくられたナンジャモンジャカードが、誰かの得点の山の1番上のカードと同じだった場合、名前ではなく『ナンジャモンジャ!』と叫びます。
例えば、写真のような場合は、手前の人の得点カードの山札と同じカードが出たので、名前ではなく『ナンジャモンジャ!』と叫びます。
②お手付き
名前を間違えた場合はお手付きとし、集めた得点の1枚をめくった後の山に加えます。
③得点の公平化(オリジナルルール)
ゲームの性質上、序盤で得点を得ると高得点が入り、後半は1点ずつしか入らないことが多いです。少し不公平感が強くなってしまうため、以下のルールを適応するのもアリだと思います。
- 1番最初に得点を得たときだけ、山がどれだけ溜まっていても1点とする。(推奨)
- 溜まった山を総取りするのではなく、得点は常に1枚とする。
ナンジャモンジャの感想、評価
誰でも遊べる、スピード系ゲームの決定版!
記憶力や反射神経を競うというと、神経衰弱やカルタなどのように、少し緊張感があるイメージが強く、かなり頭を使いますよね。
個人的な話、僕はそういうのがめっちゃ苦手です(笑)
このゲームは記憶力や反射神経が重要になりますが、「キャラクターに名前をつける」というところがゲームを大きく盛り上げてくれます。
見た目でわかりやすい名前をつけてくれる人、クスリと笑える名前をつける人など、プレイヤーのセンスが光ります。
正直、僕はこのゲームがめちゃめちゃ弱いので、みんなで名前をつけるのが大きな楽しみになっています(笑)
純粋に勝ちに行くのも良し、『大喜利』のように面白い名前をつけるのも良し、特定のカードを狙い撃ちして楽しむのも良し。様々な楽しみ方ができます。
対象年齢も4歳以上になっており、最低限の日本語が言えれば誰でも楽しむことができます。
飲み会やパーティなどのネタにしたり、他のゲームで疲れた時の箸休めにプレイするにも最適です。
ドン・キホーテなどにも売っているので、深く考えずにワイワイやりたいという人は、ぜひプレイしてみてください!
プレイ人数 2~6人
プレイ時間 15分
対象年齢 4歳以上
手軽さ ★★★★★
持ち運びのしやすさ ★★★★★
瞬発力ゲー ★★★★★
記憶ゲー ★★★★☆
戦略性 ★☆☆☆☆
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『ハゲタカのえじき』のルールとレビュー【同じカードは無効になる!】
ブログを移転して、新しく立ち上げました。
本ページよりもわかりやすく説明していますので、そちらをご覧いただけると幸いです。
こんにちは、tamyです。
皆さんは、運ゲーは好きですか?
人によって意見が異なる話題ですが、僕は好きではありません(笑)
でも、運が介入しないゲームって、初心者が経験者に勝てないことが多いですよね。
「運が介入しない」≒「実力で勝負が決まる」ということなので、そういったゲームで経験者が勝ってしまうのは必然かもしれません。
(将棋や囲碁をイメージしてもらえるとわかりやすいです。)
したがって、誰もが勝てる可能性があるゲームには、運要素は必要不可欠だと思います。
でも、仮に運で負けてしまったとしても、それが自分の読みの浅さだと思うことができれば、運ゲーが嫌いな人も楽しめるのではないでしょうか?
今回は、初心者も手軽に楽しむことができ、上級者は読み合いが白熱するゲームを紹介したいと思います!
ハゲタカのえじきってどんなゲーム?
それぞれのプレイヤーが手札から数字カード(1~15)を1枚出し、数字が1番大きい人が場にある得点を獲得します。
しかし、他の人と同じ数字を出すと無効になり、得点を得ることができません。
逆に、あまり大きくない数字を出していても、他の人が同じカードで潰しあうことで得点を得られることがあります。
このゲームでは、大きい数字を出すタイミングが他のプレイヤーと被らないようにすることが重要です。
「相手の思考を読んだときの爽快感」、「ブラフによる揺さぶり」、「たまたま得点が取れてしまった^^」という様々な展開が楽しいパーティゲームです!
こんなに人にオススメ
内容物
- 説明書
- 数字カード90枚(1~15の15枚 × 6人分)
- 得点カード15枚(1~10点、-1~-5点のカードが1枚ずつ)
ハゲタカのえじきのルール
ゲームの準備
各プレイヤーは同じ色の1~15のカードを1組受け取り、手札とします。
得点カードをシャッフルし、テーブル中央で山札にします。
ゲームの進め方
1.得点カードの山の1番上のカードをめくって公開します。
2.各プレイヤーは手札から数字カードを選び、伏せて出します。
3.全員がカードを出したら、一斉に数字カードを表にします。
4.得点カードを得るプレイヤーを判定します。
⇒判定方法は後述します。
5.使った数字カードは裏向きで捨て札にします。
1~5の手順を計15回行い、全員の手札と得点カードの山がなくなったらゲーム終了です。得点カードの合計が一番多いプレイヤーが勝利になります。
得点カードを獲得する人の判定
得点カードの数字がプラス(1~10)の場合
1番大きな数字カードを出したプレイヤーが得点を受け取ります。
下の写真であれば、15を出した緑のプレイヤーが8点を得ます。
ただし、1番大きいカードを出したプレイヤーが2人以上いた場合は、それらのカードが無効になり、次に大きいカードを出したプレイヤーが得点を受け取ります。
下の写真であれば、15を出した緑のプレイヤーと青のプレイヤーは無効になり、12を出した黄色のプレイヤーが8点を得ます。
得点カードの数字がマイナス(-1~-5)の場合
1番小さい数字カードを出した人が得点を受け取ります。
下の写真であれば、7を出した青のプレイヤーが-3点を得ます。
ただし、1番小さいカードを出した人が2人以上いた場合は、それらのカードが無効になり、次に小さいカードを出したプレイヤーが得点を受け取ります。
下の写真であれば、7を出した緑のプレイヤーと青のプレイヤーは無効になり、9を出した黄色のプレイヤーが-3点を得ます。
全員のカードが無効となった場合
全員、だれかと数字が被ってしまった場合は、得点カードは場に残し、次にめくる得点カードと一緒に奪い合います。
2枚の得点カードの合計がプラスの場合、1番大きい数字カードを出した人が得点カードをまとめて受け取ります。
2枚の合計がマイナスの場合は、1番小さい数字カードを出した人が受け取ります。
最後の得点カードを誰も受け取れなかった場合は、そのカードは誰も受け取らずにゲームが終了します。
ハゲタカのえじきの感想、評価
だれでも手軽に読み合いができる
相手の思考を読むゲームは、初心者にはハードルが高いことが多いです。
しかしハゲタカのえじきは、ルールのシンプルさ故に、子どもから大人まで誰でも楽しむことができます。
以前に3人(僕、ボドゲ経験者、初心者)で遊んだ時には、僕と経験者の方の思考が被りすぎて、初心者の方が圧勝しました(笑)
自分の思うがままにカードを出しているだけでも楽しめますし、「あの人は前のターンで大きい数字を使ったけど得点できなかったから、ここは大きい数字を出しづらいだろう」などと探り合いをするのもとっても楽しいです。
また、戦略性が高いゲームにしたい場合は、捨て札にした数字カードをすべてオープンにするのも面白いです。(上級者向けです。)
お互いの残りの手札がわかるため、より駆け引きの要素が強くなります。
でも、なんだかんだで、予想外のカードで得点を得ることができたり、逆にマイナス点を受け取る羽目になることもあるので、戦略と運のバランスが非常に良いゲームとなっています。
ボードゲームの中では値段も手頃なので、ぜひ1つ家に置いてみてはいかがでしょうか?
プレイ人数 2~6人
プレイ時間 15分
対象年齢 7歳以上
手軽さ ★★★★★
持ち運びのしやすさ ★★★★★
運ゲー ★★★★☆
戦略性 ★★★★☆
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